「転ばぬ先の杖」 豊かな老後をおくるための人生設計をしましょう!
人は誰でも「こんな人生を歩みたい」というイメージを持っているものです。
そのイメージを実現するためには、確かなライフプラン(人生設計)を持つことが重要です。
どんな人の人生にも「老い」と「死」は、おとずれます。人生のセカンドステージを有意義にむかえるためのライフプランのポイントは、「老い」と「死」に対して「備え」ることといえます。
「老い」への備え
「判断能力が低下したときへの備え」ともいえます。
判断能力の低下には「任意後見契約」と「財産管理契約」という2つの生前契約で備えることができます。
身体が不自由になっても、認知症になっても、どんなときでも自分自身の判断で自分らしさを示したいという人は、万一の事態を直視して、元気なうちに将来の支援内容や希望を決めておきましょう!!
「死」への備え
自分の「死」には「死後事務委任契約」という1つの生前契約と「遺言」で備えることができます。
本人が築いた財産は、本人の人生を豊かにするために使われるべきですが、それでもなお余剰がある場合は、争いなく次世代に継承されていくことが大切です。
また、葬儀の方法や埋葬方法といった法的な手続以外の希望も大切です。
「遺言」で財産処分方法を指定し、「死後事務委任契約」で葬儀のやり方などを指定しておけば、最後の自己表現を実現するだけではなく、遺族の無益な争いを防止することもできるのです。
「遺言」や「成年後見」などの手続は、それぞれ個別で必要に応じて行うことも可能です。
しかし、「老いと死の備え」と「残されるご遺族の生活」を万全にしたいとお考えでしたら、総合的なライフプランを検討することをおすすめします。
